本講座ではマイコンとIoTセンサを用いてシステムを構築することで、IoT(IoMT)通信モジュール仕様やセンサシステム構築法を習得します。ESP32とMicroPhytonの組合せで学習しますので、より安価で軽快手軽なセンサシステムの構築方法を学ぶことができます。
また、医療業界におけるIoTを意味するIoMTについて、生体情報(脈拍)センサを使用したデータ収集なども実習しますので医療機器分野に興味をお持ちの企業様にもお役立ていただける内容です。
※IoMTで医療機器とインターネットを融合し、リアルタイムでより多くの医療データ共有することにより医療全体のレベルアップにつながります。
本講座ではMicroPythonのプログラミングは学習しません。サンプルプログラムをもとにマイコンとセンサでシステム構築方法について学習します。従いまして通常業務でExcel,Wordなどを活用されている方であれば参加して頂けます。
終了後に実習教材マイコンとセンサの一部をお持ち帰り頂けます。MicroPythonのプログラミング環境、マイコン接続環境についてもUSBメモリで提供されますので、自社パソコンに環境を構築し学習して頂けます。
【使用後お持ち帰り予定の教材】
・マイコン:ESPr Branch32
・GROVE-16×2LCD:SEEED-104020113
・GROVE-デジタル温度・湿度センサPro:101020019
・USBケーブル:USB2.0 Aオス-マイクロBオス 1.5m
・USBメモリ:32G
【講座で使用する各種センサ】
・温湿度センサ
・光センサ ・電流センサ ・脈拍センサ など
受講を希望される方は必ず「共通講座受講にあたってのお願い」をご確認頂き、ご承知の上お申込みください。
講座内容の詳細はこちらのチラシ でご確認ください。
開催概要
日時 : 令和7年11月18日(火)~19日(水) 2日間コース
9時30分~16時30分(昼休憩 1時間)
会場 : ポリテクセンター鳥取(鳥取市若葉台南7-1-11)
定員 : 10人(先着順)
受講料: 一人当たり 10,500円
(マイコン教材、テキスト代を含みます)
対象者: 設計・製造技術等に従事する技能・技術者の方
医療機器分野で興味をお持ちの企業様、他分野でIoTに興味をお持ちの企業様
講師 : 中国職業能力開発大学校 電子情報技術科 指導員 中村 圭介(なかむら けいすけ) 氏
講座内容
IoTモジュールについて
(1)IoTモジュールの特徴
・センサ
・通信
・組込みシステム
(2)活用事例
(3)IoMTについて
・IoMTとは
・医療機器のサイバーセキュリティ導入に関する手引書
・医療情報のセキュリティ対策(3省2ガイドライン)
センサの動作原理と特性
(1)センサの動作原理と特性
・温度センサについて
・電流センサについて
・光センサについて
・脈拍に関するセンサについて
・その他のセンサの動作原理と特性
(2)用途別活用方法
インターフェース回路
(1)センサ信号のデジタル化
・A/D変換回路の種類と特長
・センサモジュールの利用
(2)マイコンの仕様と統合開発環境
IoT通信モジュール仕様
(1)IoT通信モジュールの仕様
・通信仕様
・電気的仕様
・インタフェイス仕様
(2)IoT通信モジュールの動作確認
総合実習
(1)センサシステム構築実習
・組込みプログラミング
・IoT通信システム
・センサのデータロギング
・視覚化とデータ分析
申込方法
「とっとり電子申請サービス」からお申込みください。
https://apply.e-tumo.jp/pref-tottori-u/offer/offerList_detail?tempSeq=17096
スマートフォンの場合はこちらのQRコードをご利用ください。
申込期限
令和7年8月1日(金)9時 ~ 10月17日(金)15時
問い合わせ先
鳥取県商工労働部雇用人材局産業人材課 担当:岸、山本
電話 0857-26-7691