• 漁期   5月中旬~7月中旬
  • 漁獲物   トビウオ(ホソトビ、ツクシトビ)
  • 漁場    水深80~250メートル
  • 漁具の構造 網地100Kを80K仕立で60束を1張りとするか、40K仕立の場合は120束を1張りとする。
  • 漁法 3トン前後の漁船に2人が従事する。朝4時出港し6時頃漁場へ到着。投網は東西方向に約1時間かけて行う。図のように西側端には水面上高さ2~3メートルの白旗3枚を、東側端には同様に黒旗3枚を、中間には赤旗1枚を7カ所に取り付ける。
    1張りに2カ所程度をクレモナ20~30本の糸で漁具上部(浮子)を連結し、糸が切れて漁具が分離するようにする。これは、潮流が速いと網が張って捩れるので、これを防ぐため、潮が速いとその糸が切れて網の張りが弱くなるようにする。
     揚網は、通常は11時頃から始まるが、漁具の状況や魚の羅網状況を見て回り適宜おこなう。ほとんど手繰りで行い、60束使用した場合はおよそ4時間を要し日没までには帰港する。  

 

  
名称 材質・規格等
身網  テグス2号 8節2分~8節3分
 100掛×100K 縮結2割
浮子綱  PE4mm これに添綱兼目通しPE1.5mm
沈子綱  PE4mm これに添綱兼目通しPE1.5mm
浮子  合成浮子 等間隔 60センチに1個
沈子  1個10匁の鉛 等間隔 1メートルに1個



漁法

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