鳥取砂丘レンジャー日記

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2011年12月24日

本格的な冬到来

先日のレンジャー日記に、鳥取砂丘が雪化粧しましたと記載しましたが、本日とうとう本格的な積雪が見られました。
12時の砂丘入口附近では、約6cmの積雪がありました。 証拠写真を掲載します。



そして、ほんのわずかの間 空が晴れたので鳥取砂丘の写真を撮りました。

雪景色

また、海では「蒸気霧(海霧の一種)」が発生していました。 これは陸上で夜間に冷えた湿った空気が、暖かい海面上に吹き出したとき、白く霧の様に見える現象で、冬の初め頃に時々見られます。

海霧

また、雷雲の接近に伴い馬ノ背附近では誘導雷により体中に電気が走っていました。
特に傘をさしていると、パチパチと放電して気持ち悪く、酷い時には強い放電に耐え切れず、しゃがみ込む観光客もいらっしゃいました。
下の写真は、誘導雷により髪の毛が逆立った観光客です。(プライバシー保護のため顔にボカシを入れました)

誘導雷

※誘導雷:雷雲と地上との間に電荷が溜まり、地面との間で放電が起こる。

冬には色々な現象が起こり、砂丘での楽しみの一つとなっています。 しかし、厳しい面もありますので服装は完全防備でお願いします。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/24

2011年12月23日

強風のあとは

昨日は、20メートルを超す風が吹くなど、一日中強い風が吹くとても荒れた天気でした。

しかし、そんな強風は、砂丘の魅力を作り出しています。

それは、砂柱です。

10メートル以上の風が吹けば作られますが、昨日はとても風が強かったため、風の良く通る場所では、大小さまざまな砂柱ができていました。

特に、馬の背の西側、海に面した場所では、一面砂柱でした。

satyuu

他にも、風がつくったものが。

saren

砂廉です。

斜面の濡れた砂がすこしずつ乾き、滑り落ちたものも砂廉ですが、この砂廉は、乾いた砂が風で斜面の頂上に運ばれ、それが滑り落ちたものです。

砂廉も砂柱もいろいろあります。

雪が降ればまた違った魅力があります。

冬に見られる砂丘の魅力を是非体感しに来て下さい。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2011/12/23

2011年12月22日

追後スリバチの風の動き

鳥取砂丘ジオパークセンターに新しい展示物がお目見えしましたので紹介します。
下の写真をご覧下さい。

追後スリバチ風の動き展示模型

これは、追後スリバチの風の動きを目で見えないか?と考えて模型にしたものです。
風は、右から左に流れ、左側の地山(じやま)に当った風が右側の砂丘のスリバチ斜面を駆け上がる状態を発泡スチロールの小さな玉で再現しています。
また、リボンにより風の流れを見ることが出来ると共に発光ダイオードを流れる様に点滅させています。
下の写真は、砂の斜面を風により小玉が登る様子です。

風で登る小玉

現在は、展示しながら玉の大きさと風量を変えながら最良の条件探しを行っています。

皆様、鳥取砂丘にお越しの際は、まずジオパークセンターで鳥取砂丘の予備知識を得た後に砂丘観光を楽しんでください。 砂丘に入った時の砂丘を見るポイントが異なり、より楽しくなります。

※ この展示模型はレンジャーが休みの日にコツコツと作ったもので、上手く行かず何度も作り変えながら試行錯誤の末に出来上がったものです。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/22

2011年12月20日

美しい景色は、みんなのもの!

本日の鳥取砂丘は雨模様でした。この時期の砂丘は曇り空が多いですが・・日が差し雨上がりには、よく虹が見られます。




鳥取砂丘からの虹は、昨年と比べて今年の方が多く見えているように感じます。
今月もこれで、5回目くらいです。

今日の砂丘の風景です。


昨日は、よく風が吹いたので足跡が消えて無くなって綺麗でした。

砂丘には、毎日多くの来場者がお越しくださいます。この景色を、後から来られる人にも残しておいてくださいね。
皆さんが見た美しい景色は、前の人が残してくれたものです。
落書きやゴミのポイ捨てなどで、他の人をガッカリ・・させないようご協力下さい。

さて、夕方から点灯されるイリュージョンも、25日(日)迄となりました。


まだご覧になってない方は、24、25日はすごいイベントも予定されています。

☆週末は、また寒くなりそうです。暖かくして、お越し下さい。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/20

2011年12月19日

そろそろ・・砂簾(されん)が見られそうです。

本日の鳥取砂丘は、雪もすっかり融けています。午前中は小雨が降りました。午後からは日差しがありましたが、風が強く砂は地面を流れていました。寒かったですよ~!


砂が移動し、新しく積もると足跡もこんな様子になります。


この季節は、足跡のたくさんある所が安心ですね。

馬の背斜面の頂上で止まっている砂が乾くと、今にも流れ落ちそうです。ですから、登るには大変苦労します。
みなさん、お気をつけください!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/12/19

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