10月11日(金)に琴浦町寿大学で出前講演をして、10名の受講者が参加されました。
今回は気候変動によって時代ごとに姿を変えてきた湖山池とその周辺にある遺跡の移り変わりとのかかわりについてご紹介しました。琴浦町から少し離れた鳥取市内の遺跡などの話でしたが、興味深く講演を聞かれていました。
講演後には「当時のムラにはどれぐらいの人が住んでいたのか」という質問や、「日本海から離れている湖山池がかつて海とつながっていたのは驚いた」といった感想がありました。
9月13日(金)に琴浦町寿大学で「戦国の知将 亀井茲矩公」の出前講演をしました。
亀井茲矩は鹿野町の大名ですので、ちょっとアレンジを加え、同時期に琴浦町を本拠としていた、ライバル杉原盛重とその居城である八橋城についても解説しました。ちなみに杉原盛重は備後国の人であり、発表者と同郷なのです。
不思議なご縁に導かれる形での講演でしたが、13名の参加者が熱心に受講され、「もともとの八橋城はどんなお城だったのか?」、「八橋城がそんなに重要な城とは知らなかった」など、地元の文化財に関する質問や意見をいただきました。