本の大好きな子どもを育てるプロジェクト

1 事業の概要

 子どもたちが、乳幼児期から自然に本に親しみ、言葉を学び、感性を磨き、人生をより深く生きる力を身につけるために、妊娠期保護者等への啓発に取り組むとともに、子どもの読書に関わる人材の技能向上を図る。また、不読率(一ヶ月に一冊も本を読まない児童・生徒の割合)の改善のため、子どもたちが本を手に取り、読書の楽しさを体感できるような啓発に取り組む。

2 事業内容

鳥取県子ども読書アドバイザー派遣事業

 読み聞かせを通して子どもたちの読書活動を推進するため、子どもの読書に関する専門的な知識や読み聞かせ等の豊富な経験を持つ「鳥取県子ども読書アドバイザー」を、読み聞かせボランティアや保護者等の研修会に講師として派遣する。

鳥取県子ども読書アドバイザー研修会

 鳥取県子ども読書アドバイザーの技能向上や情報交換のための研修会を開催する。

乳幼児期等の読書習慣定着のための取組

 乳幼児期から子どもの読書習慣の定着を図るため、大型集客施設等で啓発イベントを開催し、乳幼児期・妊娠期保護者等に対して読み聞かせや読書の重要性等を啓発する。

(独立行政法人国立青少年教育振興機構の『地域ぐるみで「体験の風をおこそう」運動推進事業』と共催。)

中学生・高校生ポップコンテスト

 読書離れの傾向が見られる中学生・高校生が読書に親しみ、本を読むことの楽しさや大切さを実感する機会とするため、本のポップを募集するコンテストを実施する。

※ポップ…書店等の店頭で見られる、本などの商品の魅力を伝えるカード

〔休止〕ビブリオバトル(書評合戦)実施支援事業

 ビブリオバトルに関する専門的知識を有する者を県内学校に派遣し、普及を図る中で、子どもたちに読書の楽しさを伝えるとともに不読率の減少を図る。

 令和4年度は派遣可能者の確保が困難であるため、派遣は休止する。

※ビブリオバトル…書評合戦。各自が面白いと思った本を持って集まり、順番に5分程度で本を紹介する。それぞれの発表後、参加者全員で発表について2~3分意見交換をする。最後に、一番読みたくなった本を参加者の多数決で決定する。

  

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