鹿の角でかんざし風のアクセサリーを作ってみませんか。
動物の骨や角、あるいは牙で作られた狩猟具や漁撈具、そして装身具などを「骨角器」と呼びます。骨角器は土器や石器とともに日常生活に欠かせないもので、日本列島全域の縄文時代や弥生時代の遺跡から多種多様なものが見つかっています。
鳥取県では、青谷上寺地遺跡(鳥取市)で弥生時代の骨角器がたくさん見つかっており、その一部は、国の重要文化財に指定されています。
今回は、下記のとおり、鹿の角を材料としたかんざし風のストラップを製作していただきます。
記
1 日時 令和7年1月18日(土)午後1時30分~午後4時30分
(1)受付開始 午後1時
(2)講義 「青谷上寺地遺跡で出土した骨角器と製作方法」
講師:河合 章行 氏(鳥取県立青谷かみじち史跡公園係長)
午後1時30分~午後2時
(3)製作体験 午後2時~午後4時30分
粗く加工した鹿の角を金属製ヤスリで削って、かんざし状の骨角器を製作していただきます。
腕や肩が少し疲れます。
2 場所 鳥取県埋蔵文化財センター1階 分類工作室
3 参加費 無料
4 募集定員 10名(中学生以上、先着順)
5 お申込
(1)お申込方法
とっとり電子申請サービスからお申し込みください。⇒
あおや かみじろうをクリックしていただくと申込フォームにジャンプします。
(2)お申込期間
令和6年12月17日(火)午前8時30分から令和7年1月14日(火)午後5時まで
6 その 他
製作する際に鹿の角の粉が出ますので、作業ができる服装でおいでください。
製作された作品はお持ち帰りいただけます。
↓チラシの画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。
令和6年3月23日(土)に春休みイベントを開催しました。
合計18名の方に参加いただき、クラフトテープを材料にして、弥生時代にも使われていた「よこ添えもじり編み」という編み方でカゴ作りを楽しんでいただきました。
編み方に慣れるまでは大変でしたが、編み方を覚えたら作業がスムーズに進むようになりました。
約1時間で素敵なカゴが完成しました!
お菓子を入れるのにちょうど良さそうですね。
令和5年12月23日(土)に冬休みイベントを開催しました。
今回のイベントでは、古代のボードゲーム「かりうち」、「たたきごま」、土器パズルを体験していただきました。
参加した小学生の皆さんは「かりうち」体験が目当てだったようですが、「かりうち」に先だって「たたきごま」遊びを体験してもらいました。3年生の国語の教科書に紹介されて「たたきごま」の名前は知っていたものの、実物を見るのも回すのも初めてのようです。布でこまを上手にたたくことで、想像以上に長い時間回し続けられることがわかり、寒い季節にもかかわらず、汗ばむほどこま回しに夢中になっていました。
「かりうち」は運と作戦が勝敗の行方を大きく左右し、大人だから必ず勝てるというわけではありません。そのため、大人と子どもとの組み合わせでも手加減なしの対戦が繰り広げられました。組み合わせを変えながら対戦を繰り返す中で、イベントを担当する当センター職員も子どもたちの対戦相手に指名され、完敗する場面もありました。
外は雪景色の寒い一日でしたが、イベント会場内は熱気にあふれる日となりました。
火起こし体験や土器パズルを使った土器復元体験などの古代体験ができます。
予め御相談ください。
土器パズル 火起こし体験
令和5年6月23日(金)に鳥取市立国府東小学校6年生の皆さんが、鳥取県埋蔵文化財センター「古代の森」で土器炊飯にチャレンジしました。
炊飯に使う火は、舞錐法(まいぎりほう)で手に入れた火種を使いました。
炊き上がったご飯は、皆で美味しく食べました。
当日の様子は、YouTubeに動画をアップしています。あおやかみじろうのアイコンをクリックしてください。動画が開きます。⇒(あおやかみじろう)
火起こしの方法を説明する様子
火起こしの様子
令和2年12月26日(土)、27日(日)に「冬休みスペシャルイベント」と題して、古代体験を来場者に体験していただきました。体験メニューは、「出土品レプリカ作り体験」、「めざせ忍者マスター!手裏剣投げコーナー」、そして、お楽しみのクイズラリーもありました。
どの体験も来場した子ども達には大人気。レプリカ作り体験では、弥生時代のモリやヤスなどを作りました。ただ、モリやヤスといっても作るレプリカはゴム製なので危険はありません。子ども達はレプリカとはいえ、実際に触れる出土品に興味津々。「これで、どんな風に魚をとるの?」という質問もありました。
手裏剣投げコーナーは、県内で体験できる施設が少ない貴重コーナーです。なので、子ども達は一度手裏剣を始めると「もう一回、もう一回」と無限ループが始まります。今回も、やはりいつも通り、何度も何度も手裏剣投げにチャレンジしていました。その甲斐あって、最初は的に当てることができなった子ども達も、最後は見事命中、と上達していました。
クイズラリーは展示解説や音声解説から答えを見つけるもので、チャレンジしたみなさんは展示解説を食い入るように読んで、答えが見つかると「あった!」と喜んだ声を上げていました。
コロナ禍の中ですが、当埋蔵文化財センターは予防対策をしっかり行い、今年も皆様に楽しいイベント等をお届けしていきますので、ご来場をお待ちしております。
ヤスのレプリカ作成中
見事 レプリカ完成
忍者気分で手裏剣投げ ヤー!
クイズラリーの答え発見!