【医療用医薬品の供給不足】
一部の後発医薬品製造販売企業の薬機法違反(製造管理及び品質管理体制の不備)による後発医薬品の出荷長期間停止や出荷調整を発端として、医療機関及び薬局において、一部の医薬品で必要な量を入手することが困難になっています。
【国や業界による対応状況】
○医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会報告書
国により検討会が設置され、医薬品の安定供給を確保する観点から、流通や薬価制度、産業構造の検証など幅広く議論されました。
○医薬品供給状況にかかる調査
日本製薬団体連合会により医療用医薬品の供給状況について毎月公表されています。
【協力のお願い】
○医療機関及び薬局等の皆様へ
「医療用医薬品の供給不足に係る対応について(令和3年12月10日付厚生労働省医政局経済課長通知)」別添1の医薬品の購入にあたっては、「1ヵ月程度の在庫量」又は「従来の購入量の110%以内」を目安として、処方見込みや在庫量を把握のうえ、必要最低限の発注としていただきますようお願いします。また、同時に複数の卸に同一品目を発注している場合には見直していただきますようお願いします。
○卸売販売業者の皆様へ
製造販売業者、医療機関・薬局等と協力しつつ、供給が偏らないように受注・出荷を行い、医薬品の安定供給及び円滑な流通に御協力いただきますようお願いします。
○関連通知
1 医療用医薬品の供給不足に係る対応について(令和3年12月10日付厚生労働省医政局経済課長通知) (pdf:440KB)
2 「医療用医薬品の供給不足に係る対応について」の別添1に係る医薬品の適切な流通について(周知依頼)(令和4年1月25日付厚生労働省医政局経済課長通知) (pdf:621KB)
3 「医療用医薬品の供給不足に係る対応について」の別添1に係る医薬品の供給状況の調査結果について(令和4年3月4日付厚生労働省医政局経済課長通知) (pdf:598KB)
国民健康保険のレセプト点検等の業務に従事していただく職員を募集しています。
詳細については、募集案内をご覧ください。
令和3年1月19日より、社会福祉施設等の職員が行うPCR検査等への支援が実施されてきたところです。
このたび、医療施設での新型コロナウイルス感染予防・感染拡大防止対策の一層の推進を図るため、令和4年2月10日以降対象施設に医療機関を追加し、薬局職員のPCR検査等も支援することとなりました。
詳細については、こちらをご確認ください。
医療用抗原定性検査キットの購入を希望する際は、薬局の薬剤師にご相談の上、使用上の注意を守ってお使いください。令和3年11月19日厚生労働省事務連絡 (PDF:338KB)(一部抜粋)において、薬局での販売が可能な医療用抗原検査キットが公表されています。
また、消費者庁及び厚生労働省より注意喚起のチラシ (PDF:432KB)も公表されています。
「医薬品副作用被害救済制度」とは、病院・診療所で出されたお薬、薬局等で買ったお薬を正しく使ったのに重い副作用が生じ、入院したりその後に障がいが残ったりした場合に、医療費や年金などが給付される公的制度です。
救済制度についての詳細は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)にご相談ください。
【協定について】
東日本大震災の医療活動において、医療ガス等が呼吸器疾患等で酸素吸入が必要な患者等の治療に大きく貢献しました。県内で大規模災害が発生した際、医療ガス、ボンベ等を必要量確保し、多くの県民の疾病の治療を支援するため、一般社団法人日本産業・医療ガス協会中国地域本部(以下「中国地域本部」という。)と「災害時における医療ガス等の確保・供給等に関する協定」を締結しました。
中国地域本部には、医療ガス、ボンベ等を迅速かつ円滑に被災地内の避難所等へ供給するため、中国地域本部及び中国地域本部医療ガス部門山陰支部で所有している医療ガス、ボンベ等を供給可能な範囲で提供していただくことになりました。
【協定締結式の様子】
日時:平成24年8月7日(火) 午前10時~
場所:知事公邸第1応接室(鳥取市東町一丁目133)
出席者:一般社団法人日本産業・医療ガス協会中国地域本部
本部長 永江裕 他 4名
鳥取県 平井知事
【過去に鳥取県が締結した協定】(当課関係内容)
鳥取県医薬品卸業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月14日)
山陰医療機器販売業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月24日)
一般社団法人鳥取県薬剤師会と「災害時における一般用医薬品等の確保・供給等に関する協定書」を締結(平成24年3月16日)
東日本大震災の医療活動において、処方せん医薬品と並んで一般用医薬品が患者の治療に大きく貢献しました。県内で災害が発生した際、一般用医薬品を必要量確保し、多くの県民の疾病治療及び健康管理を支援するため、社団法人鳥取県薬剤師会と「災害時における一般用医薬品等の確保・供給等に関する協定」を締結しました。
本協定の意義として、一般用医薬品であれば医師がいなくても薬剤師で配布可能であり、慢性疾患患者には定期処方薬以外を一般用医薬品でカバーし対応することが可能となります。
社団法人鳥取県薬剤師会には、一般用医薬品を迅速かつ円滑に県内被災地内の避難所等へ供給するため、鳥取県薬剤師会及びその会員の店舗で所有している一般用医薬品を供給可能な範囲で提供していただくことになりました。
【協定締結式の様子】
日時:平成24年3月16日(金) 午前10時~
場所:知事公邸第1応接室(鳥取市東町一丁目133)
出席者:社団法人鳥取県薬剤師会 会長 小林健治
鳥取県 平井知事
【過去に鳥取県が締結した協定】(当課関係内容)
鳥取県医薬品卸業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月14日)
山陰医療機器販売業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月24日)
現在、強壮成分等を含有した模造医薬品を個人輸入もしくはインターネット等で購入し、自己判断で服用することにより健康被害が発生する事例が全国的に見られます。
日本国内に流通する正規の医薬品は、厚生労働大臣等において必要な承認及び許可を受けて製造及び製造販売されていますが、模造医薬品は、国内で未承認の医薬品成分が含有されているもの、国内で承認されていない規格で含有されているもの等、様々な態様で発見されております。
個人輸入される医薬品の品質、有効性及び安全性については、我が国の薬事法に基づく確認がなされておらず、それらの確認が行われていない医薬品等は、期待する効果が得られない可能性があるだけでなく、人体に有害な物質の含有等により健康被害をもたらすおそれがあります。
当該製品と思われるものをお持ちの方は、絶対に服用しないようにしてください。
また、このような製品の服用により健康被害が疑われる方は、直ちに服用を中止し、速やかに医療機関を受診するとともに、当課又は最寄りの各総合事務所福祉保健局まで御連絡ください。
【連絡先】
鳥取県福祉保健部健康医療局医療・保険課 0857-26-7203、7226
中部総合事務所倉吉保健所
医薬・感染症対策課 0858-23-3144
西部総合事務所米子保健所医薬・感染症対策課 0859-31-9316
<模造医薬品の例(商品名:シアリス 一般名;タダラフィル)>
※偽物との判別が困難

本物と偽物の20mg錠です。1回見ただけ
で本物と偽物と判断出来ますか?? 正規品の規格として存在しません!!!
※国内正規品の錠剤規格は5mg、10mg、20mgの3種類です!!!
写真提供:日本イーライリリー株式会社、日本新薬株式会社
【参考1】
厚生労働省の無承認無許可医薬品関係のページはこちら
【参考2】
個人輸入において注意すべき医薬品等について(厚生労働省ホームページ)