日本紅斑熱は、紅斑熱群リケッチアの一種であるリケッチア・ジャポニカを保有するマダニに刺されることによって感染するマダニ媒介感染症です。
潜伏期は2~8日で、頭痛、発熱、倦怠感を伴います。発熱、発疹、刺し口が主な徴候であり、ほとんどの症例にみられます。
毎年国内で400~600件の発生報告があり、近年増加傾向にあります。
県内においては、やや減少傾向にありますが、年間数件の発生報告があります。
2007年から2026年5月にかけての県内での日本紅斑熱発生は合計87件です。
2026年は、これまで県東部で2件発生しています(2026年6月19日現在)。
■どんな病気?■ ○日本紅斑熱は、リケッチアの一種Rickettsia japonica を保有するマダニにかまれることで発症します。 ○マダニとは、家の中にいる小さなダニではなく、野山にいる大型のダニです。 ○ヒトからヒトは感染しません。 ○発熱、発疹、刺し口を3主徴としますが、刺し口は必ずあるものではありません。 ○テトラサイクリン系のお薬が効き、速やかに投薬すると比較的軽症ですみますが、診断・投薬が遅れると重症化しやすい病気です。
○全数把握疾患ですので、診断をした医師は、届出が必要です。 日本紅斑熱の詳細については、以下のページをご覧ください。 鳥取県感染症情報センター内のページ (届出基準) https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=53735 国立健康危機管理研究機構 https://id-info.jihs.go.jp/diseases/na/jsf/010/index.html ■予防■ 野山や田畑でダニに刺されないことが重要です。 特にダニの活動が活発な4月~12月は要注意です。 ○長袖、長ズボン、手袋などで肌の露出は避けましょう。 ○虫よけスプレーを利用しましょう。 ○地面には直接寝転んだり、座ったりせず、敷物を敷きましょう。 ○野山に行った後や畑作業をした後は、すぐに体を洗い、着替えましょう。 ○ペットをつれて野山に行った後は、ペットにダニが付着していないかを確認しましょう。(ペットには、専用のダニ予防薬があります。) ■診断の遅れを防ぐためには■ 迅速な投薬が重要です。 ○野山に行った後や畑作業の後の2日~15日以内に、発熱・発疹があった場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。 ○受診した医療機関では、必ず野山に行ったことを医師に伝えましょう。 ○患者発生地域では、病原菌に汚染されたダニが多いことが考えられます。どこの野山に行ったかの情報を伝えましょう。
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